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No.9 2004/05/27~2004/06/02掲載
言語一般 日本語の構造 文法体系

次の文章を読んで、答えよ。

 日本語の助詞「は」と「が」の使い分けは外国人には非常に難しく感じる。日本人は普段何気なく使い分けているが、その基準は?と聞かれて即座に明解に答えられる人はそんなにはいないであろう。この基準に関して野田尚史が五つに分類してまとめたものを簡潔に記すと
1. 新情報か旧情報かによって使い分ける。
  「①」・・・旧情報
  「②」・・・新情報
2. 現象文か判断文かによって使い分ける。
  「③」・・・現象文
  「④」・・・判断文
3. 主格がどこまで係るのかによって使い分ける。
  「⑤」・・・主格が文末まで係る
  「⑥」・・・主格が節の中だけにしか係らない
4. 主格が対比の意味を表すか、排他の意味を表すかで使い分ける。
  「⑦」・・・対比の意味を表す
  「私が責任者だ」・・・排他の意味を表す
5. 指定文か措定文かで使い分ける。
 「地球は太陽の惑星だ」のような文は述語が主格名詞の性質を表し、「太陽の惑星が地球だ」とは言い換えられない。このような文を措定文といい、措定文の中では「は」が用いられる。これに対して、「鈴木さんはあの人だ」のように述語の名詞が主格名詞と同じものであることを示し、「あの人が鈴木さんだ」のように言い換えられる文を「指定文」あるいは「同定文」といい、この種の文では「は」も「が」も用いることができる。

文章中の①~⑦の例文に当たる最も適当なものをそれぞれ一つ選べ。
a 犬が寝ている
b 鈴木さんは校長だ
c 父が晩酌をするとき、つきあう
d 犬は好きだが、猫は嫌いだ
e 祖父は釣りに行くとき、お茶を持っていく
f  田中さんが社長だ
g この猫は病気だ

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【解答】

① b  ② f  ③ a  ④ g  ⑤ e  ⑥ c  ⑦ d

 



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