今週の問題 バックナンバー
No.83 2016/03/08~2016/03/14掲載
言語一般 日本語の構造 音声・音韻体系
*この問題は2005年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。
次の文章を読み、後の各問に答えよ。
日本語の音声、音韻の特徴として、撥音・促音・長音の存在を挙げることができる。これらはいずれも「子音+母音」からなる通常の音節1個分と同じ長さを持つ点で共通しており、特殊拍あるいはモーラ音素と呼ばれることもある。
さて、共通語(現代東京語)の音声の個々の音節で特に問題となるものに次のようなものがある。連音上の現象として「母音の無声化」と「ガ行鼻濁音」の現象が注目に値するものである。
問1) |
文章中下線部の「モーラ音素」という用語に含まれる「モーラ」に関する説明として最も適当なものを選べ。
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問2) |
無声子音の間にどのような母音がくると無声化が起こるか。最も適当なものを選べ。
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問3) |
ガ行鼻濁音化を含む語の例として、最も適当なものを選べ。
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