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No.64 2016/04/26~2016/05/02掲載
言語一般 日本語の構造 文法体系

*この問題は2005年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。

次の格助詞に関する文章を読み、問に答えよ。

 「図書館にいる」と「図書館で勉強する」では、同じ場所を表すのに助詞が異なっている。つまり「に」は(1)の場所を表し、「で」は(2)の場所を表すのである。「いる・ある」などの(1)を表す動詞と共に用いられるのが「に」であり、(2)を表す動詞と結びつくのが「で」なのである。「に」も「で」も中国語の場合、いずれも「在」に当たるから、中国人にとってはその使い分けは難しいようだ。
 また、「働く」と「勤める」は同じような動詞に思えるが、「~で働く」「~に勤める」というふうに助詞に使い分けが行われるのは(3)と考えられるからである。


問1. 文中の(1)(2)に入る適当なものをそれぞれ一つ選べ。

  1. 対象
  2. 変化
  3. 存在
  4. 帰着点
  5. 手段
  6. 原因
  7. 状況
  8. 動作


問2. 文中(3)に入る適当なものを選べ。

  1. 「働く」が自律的な動作を表すのに対し、「勤める」は他律的な習慣を表す
  2. 「働く」が労働という動作を表すのに対し、「勤める」は所属を表す
  3. 「働く」が現場での動作をあらわすのに対し、「勤める」はデスクワークの状態を表す
  4. 「働く」が家事のようなある組織内での動作を表すのに対し、「勤める」は組織内だけでなく、企業体全体での状態を表す

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【解答】

問1. (1)3 (2)8
問2. 2

 



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