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No.5 2004/04/29~2004/05/05掲載
言語一般 日本語の構造 文法体系

次の文章を読んで、各問に答えよ。

 存在を表す日本語の動詞に「ある」と「いる」があるが、この二つはそれぞれ何らかの基準によって使い分けられている。
 まず、「事務所に田中さんがいます」「机の上にペンがあります」のように、主語が有情物の場合は「いる」を使い、無情物の場合は「ある」を使うというのが基準の一つである。
 しかし、これだけでは説明ができない場合も多い。「私には今年80歳になる母親がいる/ある」のような文は、「いる」も「ある」も両方が可能である。これは( ① )だからである。また、「電車で来る人もいれば/あれば、車で来る人もいる/ある」のように( ② )や、「昔々、太郎という働き者がいた/あった」のように( ③ )も、「いる」と「ある」の両方を使うことが可能である。

(1) ①~③に入る適当なものをそれぞれ一つずつ選べ。
a. 所在を表す文
b. 所有を表す文
c. 属性の分類を表す文
d. 初めて登場する人物の導入の文
e. 自分の意志で動かないものを主語とした文

(2) 文章中の下線部について、例外的に有情物でなくても「いる」が使える場合を、一つ選べ。
a. 主語がボールのように動かせる物の場合
b. 主語が電気器具である場合
c. 主語が絵や写真である場合
d. 主語が乗物である場合

 

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【解答】

(1)  ① b  ② c  ③ d
(2)  d

 



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