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No.498 2015/01/06~2015/01/12掲載
言語一般 日本語の構造 文法体系

次の文章を読み、各問いに答えよ。

【判定詞の連体形】

 「トムは留学生{だ/である/です}」のように、名詞と結合して述語を作る「だ」「である」「です」は判定詞と呼ばれ、「だった」「で」などのように活用する。現在肯定を表す判定詞の連体形は「の」または「な」となる。
 判定詞の連体形の「の」は、 (ア) の「の」と呼ばれる。

  ①社長田中さん ← 社長{だ/である/です}+田中さん

  ②父親が俳優佐藤さん ←父親が俳優{だ/である/です}+佐藤さん

 例文①のような「名詞+の+名詞」という形は、助詞の「の」で2つの名詞を接続するときと見かけの形が同じであるため、学習者にとっては区別が困難である。
 また、形式名詞「の」および「のだ」「ので」「のに」に接続するときは、「な」という活用形になる。

  ③明日は休みのです。

  ④明日は日曜のに、出勤です。

 この「な」も、見かけの形式が同じものがあるので注意が必要である。

 

問1)

文章中の (ア) に入れるのに最も適当なものを、次の中から一つ選べ。

1. ノ格    2. 主格    3. 同格    4. 対格

問2)

判定詞の「の」の用例として最も適当なものを、次の中から一つ選べ。

  1. 恋人山田さん
  2. 恋人好み 
  3. 恋人お母さん
  4. 恋人部屋

問3)

判定詞の「な」の用例として最も適当なものを、次の中から一つ選べ。

  1. 彼は流行に敏感ので、周りの評価も高い。
  2. 私には教師は天職ので、転職するつもりはない。
  3. 店長が有名ので、あの店はいつも満員です。
  4. 彼はいつも無愛想ので、誤解されやすい。

 

 

 

解答解説を見る

【解答】

問1)

3

問2)

1

問2)

2

 

【解説】

問1)

対格とは対象格という意味で、直接目的語のことを指す。

問2)

「である」で置き換え可能かどうかで判別する。

問3)

2だけが「名詞+な」。あとはナ形容詞である。

 



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