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No.415 2012/07/17~2012/07/23掲載
言語一般 日本語の構造 文法体系

次の格助詞に関する文章を読み,下の問いに答えよ。

 助詞の「を」は目的語を表すと簡単に言ってしまう場合があるが,もし「を」が目的語を表すとするなら「商店街を歩く」の「商店街」は目的語ということになってしまう。
 また,目的語は「を」で表されるとすれば「飼い犬が主人にかみついた」の「主人」は目的語でないことになってしまう。
 「商店街を歩く」のような「を」の使い方は,ある動詞のタイプにしか見られないことが分かる。これらの動詞は一般に(ア)と呼ばれる。
 さらに,「を」は必ずしも行為や作用の対象とは限らず,(イ)などの結果を表す場合や,「一位を争う」「優勝を狙う」のような目標を意味する例もみられる。

問1)

文章中の下線部の動詞の組み合わせとして,最も適当なものを,次の1.~4.の中から一つ選べ。

  1. 「出る」と「渡る」
  2. 「飛ぶ」と「渡る」
  3. 「出る」と「降りる」
  4. 「飛ぶ」と「降りる」
     

問2)

文章中の(ア)に入れるのに最も適当なものを,次の1.~4.の中から一つ選べ。

  1. 移動動詞
  2. 形状動詞
  3. 継続動詞
  4. 動作動詞
     

問3)

文章中の(イ)に入れるのに最も適当なものを,次の1.~4.の中から一つ選べ。

  1. 工事を急ぐ
  2. 時を費やす
  3. 湯を沸かす
  4. 子どもを泣かす

 

解答解説を見る

【解答】

問1) 2
問2) 1
問3) 3

【解説】

問1) 移動の場所を示す「を」。「~を出る」は出発点・起点を表す。
問2) 他に「走る」「泳ぐ」なども移動動詞である。
問3) 「水」に熱を加えた結果「湯」になる。

 



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