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No.344 2011/02/08~2011/02/14掲載
言語一般 日本語の構造 音声・音韻体系

次の文章を読み、後の各問いに答えよ。
 

撥音は,(ア)とも言われ,仮名「ン」で表される。一般の日本語母語話者にとって「一つの音」としてしか意識されていないが,実際の発話では様々な異音として現れる。
「さんま」「サンタ」「参加」のそれぞれの「ン」を調音する際のA調音器官の様子を観察するとその様子の違いに気づく。例えば「さんま」の場合には,次に続く「ま」の子音と全く同じ音になっていることにも気づくであろう。このように撥音は基本的にB後ろの音の影響を受けるが,全く同じ音になる場合とそうでない場合がある。
 

問1)

文章中の(ア)に入れるのに最も適当なものを,次の1~4の中から一つ選べ。

  1. 引く音
  2. はねる音   
  3. つまる音
  4. とまる音
     

問2)

文章中の下線部Aについて,「さんま」の「ん」を調音する際に重要な役割を果たしている調音器官の組み合わせとして最も適当なものを,次の1~4の中から一つ選べ。

  1. 舌先と声帯
  2. 両唇と声帯
  3. 両唇と口蓋帆
  4. 奥舌と口蓋帆
     

問3)

文章中の下線部Bについて,このような現象を何と呼ぶか。最も適当なものを,次の1~4の中から一つ選べ。

  1. 順行同化
  2. 先行同化
  3. 後行同化
  4. 逆行同化

 

解答解説を見る

【解答】

問1) 2
問2) 3
問3) 4

【解説】

問2) [m]は両唇鼻音。鼻音では口蓋帆が下がって鼻腔への空気の通り道ができる。

 



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