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No.312 2010/06/22~2010/06/28掲載
言語一般 日本語の構造 音声・音韻体系

次の文章を読んで、後の問いに答えよ。

 
 同じ人が同じ言葉を言っても、生理的、心理的、物理的条件などにより、実際の発音は少し違っていることが多い。このような不確実性にもかかわらず、同じ言葉に聞こえるのは、聞く人が「意味の違いに関係する音」だけに注意して聞いているからである。このような意味での音のことを( A )といい、その最少の単位を音声学で( B )という。また、「本も」「本と」「本が」の「ン」のように、意味の違いに関係しない範囲で、環境によって使い分けられる異音を( C )という。


問 文中の( A )~( C )に入る最も適当なものを選べ。

A: 1 音韻  2 音節  3 音域  4 音調
B: 1 音韻  2 音素  3 音度  4 音差
C: 1 相補異音  2 生成異音  3 自由異音  4 条件異音

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【解答】

A: 1
B: 2
C: 4

【解説】

A:

ここでいう音とは、音韻論での音のこと。音韻論では、意味の区別に関係する音かどうかに着目する。 

C:

条件異音は、お互いに相補う環境で出現するので「相補分布をなす」ともいう。

 

 



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