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No.235 2008/11/25~2008/12/01掲載
言語一般 日本語の構造 文法体系

次の文章を読み、各問いに答えよ。

 主語を「文の成分の一つ。述語と対応し、述語の表す動作、作用あるいは性質、状態、関係などの帰属する主体を表す成分」と定義すると、そこには、体言に「が」のついたもの以外に、「は」「も」「しか」「だけ」や他の副助詞のついたものが含まれ、主語の内容があいまいなものになっている。(  )はガ格成分のうち、述語の表す意味の対象を示すものとして「仕事がつらい」「算術ができる」などを挙げ、これらを「  」と呼んで、主語から区別した。

問1) 文章中のAに入る適当なものを選べ。

  1. 三上章
  2. 佐久間鼎
  3. 寺村秀夫
  4. 時枝誠記

問2) 文章中のBに入る適当なものを選べ。

  1. 客体語
  2. 補足語
  3. 対象語
  4. 補充語

問3) 日本語の主語の特徴として不適当なものを選べ。

  1. 主語が省略されることはほとんどない。
  2. 「は」は主題以外にも対比を表す場合がある。
  3. 他動詞文や使役文の主語は無生物を嫌う傾向にある。
  4. 不特定多数が主語として想定される場合は、主語を表さないのが普通である。

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【解答】

問1) 4
問2) 3
問3) 1

【解説】

問1)

時枝は、独自の言語観に基づき「言語過程説」を唱え、国語学の分野に新しい展開をもたらしたことで知られる。

問2)

ガ格成分のうち、述語の対象となる語を対象語と名づけて主語と区別した。

問3)

日本語では主語の省略はよく起こる。一人称の場合や、「最後に塩を少々入れます」のように不特定主語の場合にも主語を表さないのが普通である。

 



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