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No.22 2004/08/26~2004/09/01掲載
総合問題  

次の文章を読んで、①~⑥に入る適当なものをa~jから選べ。

 日本語教育における「動詞分類」の呼称は国語教育におけるそれとは異なる。まず、活用という観点から整理された分類表を下に示す。

国語教育 日本語教育
1グループ動詞
2グループ動詞
3グループ動詞

 次に、日本語教育の指導に関わる観点から見てみよう。この視点では「コトの類型」(これは寺村秀夫の用語である)という基準が適用されるのが一般的である。コミュニケーションに関わるすべての日本語の文は「コトガラ+④」で成立している。「コトガラ」とは客観的な事実を述べる部分、「④」とは話者の心的言語態度を表す部分のことである。例えば、「雨が降るだろう」という文は「雨が降る=コトガラ」「だろう=④」のように分解される。日本語でコトガラを構成する一番重要な要素は⑤である。
 動詞を「コトの類型」で分類するということは、それぞれの動詞が必要とする⑥が何かという観点で分類するということである。例えば、「行く」という動詞は・誰ガ?・どこヘ?という二つの⑥を必須のものとして要求するのである。

 

a. 変格活用動詞(カ変・サ変) b. モダリティ c. 主語
d. 述語 e. 五段活用動詞  f. 状況語 
g. シンタクス  h. 一段活用動詞(上一・下一)
i. 補語 j. ジェンダー

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【解答】

①e  ②h  ③a  ④b  ⑤d  ⑥i

【解説】

「シンタクス」とは「統語」と訳される。「ジェンダー」とは社会的・文化的性差のこと。「状況語」とはコトガラの状況を示す語のことで、「いつ」「どこで」などを表す副次補語となる。

 



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