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No.185 2016/01/12~2016/01/18掲載
言語一般 日本語の構造 文法体系

*この問題は2007年に掲載した問題の再掲載となります。申し訳ありませんが、ご了承ください。 

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

 日本語の文は性質の異なる二つの部分からできている。
  「きっと彼は忙しいんだろうね」という文において、意味の中心となる事柄(「彼が忙しい」こと)は、文の内側に現れている。これに対して、文頭の「きっと」や文末の「だろう」「ね」のように文の外側に現れる要素は、その事柄に何らかの内容を付け加えているわけではない。これらは事柄に対する話し手のとらえ方や伝え方といった主観的態度を表している。
  事柄的内容を表す部分は( 1 )と呼ばれ、話し手の主観的態度を表す部分は( 2 )と呼ばれる。日本語の文は、( 1 )が文の内側に現れ、それを( 2 )が包み込むような構造をしているのである。
 

問1) 文章中の( 1 )に入る最も適当なものを選べ。

  1. 公理
  2. 真理
  3. 命題
  4. 陳述
     

問2) 文章中の( 2 )に入る最も適当なものを選べ。

  1. モダリティ
  2. アスペクト
  3. テンス
  4. ラング
     

問3) 他と用法の異なる「わけだ」を一つ選べ。

  1. これで安心して眠れるというわけだ
  2. 飛行機なら1時間で着くというわけだ
  3. 彼女の父親は私の母の兄弟で、私と彼女はいとこ同士なわけだ
  4. 上海生まれか。道理で中国語が上手なわけだ

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【解答】

問1) 3
問2) 1
問3) 4

【解説】

問1) 「命題」は「モダリティ」と対にして用いられる用語。
問3) この4. の「わけだ」のみが、新たに発見した事実により納得したり、疑問が解けたりすることで、「はずだ」に置き換えることができる。他は、そうなるのが当然だという説明のムードを表す。

 



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